
日程・会場
2021年11月19日 19:00 – 2021年11月20日 14:00
北千住 BUoY, 東京都足立区千住仲町49−11(「北千住駅」出口1より徒歩6分、西口より徒歩8分)
詳細
ミヒャエル・ハイドンは宗教音楽や器楽作品だけでなく、オペラや世俗カンタータなどの分野でも多くの作品を残しました。今回取り上げる《ヴェルグルのバス弾き》は、おそらく本邦初演となるジングシュピール(歌芝居)です。この音楽劇の上演は、本シリーズの他公演とは趣が大きく異なります。会場は、元銭湯の廃墟を改装した北千住のアートスペース「BUoY」。音楽家のみならず、演劇、ダンス、美術、表象文化論の専門家らが集い、ひとつのコンサートを作り上げます。 豪華な出演者も大きな魅力のひとつです。歌手は、バッハ・コレギウム・ジャパンで活躍する澤江衣里(ソプラノ)と渡辺祐介(バス)。オーケストラは、ヴァイオリンの原田陽やチェロの上村文乃など、国内外で活躍する若手らが担います。 自身もかなりの大酒飲みだったミヒャエル・ハイドンによる、飲んだくれが主人公のジングシュピール。疫病禍において「外で飲んだくれること」が忌避すべきこととされるいま、250年前の音楽劇は、どのように日本初演を迎えるのでしょうか。生のコンサートと、インターネットでの後日配信で、ぜひお楽しみください。
[時間]
(1日目)18:30 開場 / 19:00 開演(休憩なし・約1時間)
(2日目)13:30 開場 / 14:00 開演(休憩なし・約1時間)
*最終日は、16:00よりアフタートークを開催予定!
*両日の公演は、同一の演目です。
[曲目]
J. M. ハイドン:ディヴェルティメント変ホ長調 MH9より
J. M. ハイドン:シンフォニアト長調 P.8
J. M. ハイドン:ジングシュピール《ヴェルグルのバス弾き》MH205
リーズル :澤江 衣里(ソプラノ)
バートル :渡辺 祐介(バス)
バーの店主・亡霊:神田 初音ファレル(ダンサー/俳優)
ヴァイオリン :原田 陽、大光 嘉理人
ヴィオラ :伴野 剛
チェロ :上村 文乃
コントラバス :布施 砂丘彦
チェンバロ :星野 友紀
総監督 :布施 砂丘彦
演出 :植村 真
ドラマトゥルク :相馬 巧
翻訳 :相馬巧
美術 :小駒 豪
[料金]全席自由
一般 4000円 / 学生 3000円
オンデマンド配信 1800円(配信期間:12月6日-12月12日から7日間)
[主催]ミヒャエル・ハイドン・プロジェクト
[後援]オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム東京、
オルケストル・アヴァン=ギャルド
[助成]文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業